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ひねもす のたりのたりかな

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ハツラツだとかイキイキだとか

ちっちゃな頃から高校野球を見続けてきた。

父の影響である。
365日家で絵を描いていた父の楽しみでもあったテレビでのスポーツ観戦は、我が家の日常と化していた。
相撲、サッカー、ラグビー、ボクシング、そして野球。
テレビの向こう側の歓声が、狭い家の中に響きわたっていた。

そんな父に向かって母は「またテレビ見てる」「仕事もしないで」とブツブツと小言。

父似であるなあ、私は。
隅々までも。
しみじみ、とそう思う。

というわけで、大人になった私の夏の楽しみは、暑い暑い昼下がり、クーラーを止めて汗をダラダラ流し、ビール片手に枝豆をポイポイッと口に放り込みながら観る高校野球となった。
会社員ではなくて良かった、家仕事で、と思うのはこんな時。

無我夢中で白球を追いかける。
どんなに点差がついても試合を投げずに食らいついていく。
そういう姿に、胸を打たれる。
つい、涙したりする。

今までも、そしてこれからも、私の中に存在することはないであろう、
ハツラツだとか、イキイキだとか、そんな言葉を体現している彼ら。
眩しいぜ、と思う。
輝いているぜ、と思う。
オバサンは。

今日も私はテレビの向こう側で、今この瞬間を生きている若者たちの姿に胸を打たれている。
そうしてなんだか元気になっている。
勇気をもらっていたりする。

自分はなんと単純に出来ているのだろう、と笑いつつ、
でもこういう単純さもなかなかいいものよね、と思う。
そうして、よし、と白い紙に向かうのである。
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by contenta | 2010-08-14 16:48 | 徒然
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