ちょっと前の事になるが、GW中に食べたものについて。
仕事が終わらず何処にも行けないGW、旅は出来ずともせめて外食をしよう、という事になった。
相方が「イタリアンが食べたい」というので、数年振りに青山の名店Aに行った。
Aはイタリアの食堂といった面持ちの、気楽で気軽に美味しいイタリアンを食せる、東京にあっては数少ない良質な店である。
高くて美味しいのは当たり前だ。
高い上にあまり美味しくない店すらもある(言語道断だ)。
このイタリア食堂は手頃な価格(一人¥5000前後)で美味しいものを食べられる素晴らしい店。
マダム(?)のアッサリサッパリブッキラボウな対応はご愛嬌。
変に馴れ馴れしいよりは好ましい。
黒板に描かれた「本日のお勧め」を凝視。
何もかもが食べたい。
減った腹と心がくすぶられる。
「端から持って来てくれ!」と叫びたい心境だ。
日にちが経ってしまったので正確には覚えていないが、確かこのようなオーダーをしたと記憶する。
○トリッパ
○きのこのカルパッチョ
○マグロとイカのマリネ
○鰯(どんな料理だったか失念)
○ワタリガニのパスタ(絶品!!!)
○イカスミのパスタ
○パン
○洋梨のチョコレートかけ
○パウンドケーキ
○エスプレッソ
○スプマンテ(グラスで)
○赤ワイン(ボトルで)
もっと食べたような記憶がある。
あと2品くらいはお腹に収まったはずだ。
いやはや、美味しかった。
6〜7年振りに伺ったが(東京を離れていたので行けなかったのだ)、期待を裏切らない変わらぬ味の良さ、お店の賑わいが嬉しかった
美味しかったという語彙しか持たぬ己が悲しいが、本当に美味しかったのである。
「たまには写真を撮るかな」とカメラ持参で行ったのに撮る暇無く、料理がテーブルに置かれた瞬間に食べ尽くしたと書けば少しはその美味しさが伝わるだろうか?
たまには他のも食べようかな?と迷いつつも、結局は頼んでしまう渡り蟹のパスタの濃厚な旨味には毎回ノックアウトされる。
パスタを食べた後にパンをおかわりして残ったソースをすくい、舐めまわしたように皿を綺麗にするのも毎度の事。
デザートはちょっと予想と違っていたので「?」であったが、料理は文句なし。
ワインも低価格で美味。
満腹で満足で幸せであった。
きっとこれからも何度でも行く。
度々足を運びたい名店である。
他の店についてはまた次回書く事とする。